経験した業務による様々な「キャラクター」

 国税OBにも、経験してきた業務によって個性「キャラクター」は生まれます。タイプ別のキャラクターをご紹介します。

税務調査対策

 相続税はお亡くなりになってから計算されますが、事前に試算を行い対策を講ずることが可能です。
私たちの中には、長きに渡り「相続税調査」を経験してきたベテラン調査官、正式名称は「特別国税調査官」という職を経験してきた税理士がいます。
経験に裏打ちされた知識や情報、また、相続財産の可否判断が困難と思われる財産も理論立てて結果を出してくれます。
広く深く!様々な質問や相談に対応できる税理士です。
このタイプの税理士は、事前の相談から一貫して対応が可能です。
特別国税調査官でなかった税理士もいますが、
彼らは若くして国税の職場を退職して税理士業務を行っています。
「名義預金」「贈与」「貸付金」など税務調査で指摘されやすい財産の判定や
各種評価などの経験も「特別国税調査官」と比べると少しだけ少ないかもしれません。
しかし、若手は迅速な対応で頑張りますので、こちらもよろしくお願いします。

評価の達人

 土地の評価業務を長く経験している税理士です。
土地は、形状により評価方法が変化します。
また、その所在地、所有権や利用状況によっても評価方法に影響があります。
郊外の土地では、「広大地」と呼ばれる広い土地について判断に迷われる方も多いと聞きます。
このような土地の評価などを「スポットで対応」も可能です。
土地の評価などは、地味に思われがちですが重要な項目です。
評価方法を誤ると、大きな税額に影響するということは頻繁にあります。
評価は他に、非上場株式の評価などもありますので、
各種の評価に迷ったら「評価の達人」をご指名ください!

税法解釈の達人

 税法は、毎年、少しずつ変更されてきました。平成27年の相続税改正のように大きな法令改正もありました。
毎年、これらの情報を更新していくことはたいへんなことです。
年々、変更される法律や特例関連条文を解釈することが難しくなってきているとも言えます。
また、他の法律の関連性なども含めて検討する場合には、やはり、その法律解釈の専門家がいると安心ですね。
税務署や国税局には、そのような法令解釈を専門業務とする部署があります。
その部署での経験を活かし、実は国税OBの相談担当になっているなんてことも多いと言います。
これからは、みなさまが直接、「税法解釈の達人」を活用できることが可能になったのです。
難しい税法判断のモヤモヤ解消には「税法解釈の達人」をご指名ください!

所得税・法人税との連携

 相続税を計算する際に他税目に影響することは、現実には少ないと言えます。
しかし、反対に所得税や法人税、つまり日々行われている事業活動の結果で相続財産を形成しているなど
大きな影響が発生していることがあります。
特に、何気なく処理を行っている会計処理などにも相続税に影響があることに気付いていない方は
非常に多くいらっしゃるのが現実です。
そのような普段から「相続税を意識」した会計処理や決算を説明する税理士もいます。
相続税調査を行う以前は、所得税調査を行ってきたという経歴を持つ税理士です。
日々の会計等で相続税が心配になったらご指名ください。

以上のように、単に「国税OB」という呼び方だけでなく、
様々なキャラクターの税理士と提携している、これが『名古屋相続税相談所』なんです。

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